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「Raspberry Pi Zero」で自分だけのアメダス(的な測定器)を作ろう(5/5 ページ)

小さな5ドルマイコン「Raspberry Pi Zero」。小型なのでいろいろな用途に使えそうなので、今回はこれを気圧・温湿度計にしてみます。モバイルバッテリーと無線LANアダプターを用意しておけば、簡易的な無人測定器としての利用が可能となります。

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Raspberry Pi Zeroへの取り付けと測定

 さて、一通りチェックもできましたので、モジュールをはんだ付けして使いやすくしましょう。タカチ電機工業の「TNF29-44」という、縦44ミリ横29ミリのユニバーサル基板は、Raspberry Pi Zeroとぴったりですので、こちらを使うことにします。使用するピンは左側一直線ですので、これに加えてピンヘッドも用意し、Arduinoシールドのように取り付けられるようにしてみました。

シールドのよう製作
シールドのようにRaspberry Pi Zeroに取り付けられるように製作
Raspberry Pi Zeroへの取り付け例
Raspberry Pi Zeroへの取り付け例

 なんとなく測定器っぽくなってきました。では早速、測定してみましょう。測定結果はテキストファイルで残されていますので、WinSCPなどを使って自分のPCに取り込み、Excelなどでグラフにしてみると結果がよく分かります。

ある日の気温変化
ある日の19:50〜翌日10:30までの気温変化
湿度気圧 上の気温変化グラフと同日同時刻の湿度(写真=左)と気圧(写真=右)

 いかがでしたでしょうか。身近で測定できるものとして温湿度/気圧計を作ってみましたが、ほかにも応用できるものはあるかと思います。いろいろな測定にチャレンジしてみてください。

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