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対等合併の新会社から3つの上場企業を設立製造マネジメントニュース

デュポンとダウは、両社の対等合併に合意したと発表した。農業、素材化学、特殊化学品に特化した、世界的大手となる3つの上場企業設立を計画している。

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 デュポンとダウ・ケミカルは2015年12月14日、両社の対等合併に合意したと発表した。新会社名は「ダウ・デュポン」で、統合後、節税効果のある事業分割により3つの独立した上場企業を設立する。分割は18〜24カ月以内に実施される予定だ。

 新たに設立される上場企業は、世界的規模の農業関連会社、素材化学会社、特殊化学品会社の3社となる。農業関連会社は、世界各国の農家に向けてより幅広いソリューションと選択肢を提供。素材化学会社は、包装材、輸送・運輸、インフラ、その他の市場において、豊富かつコスト効果のある製品を生産する。また、デュポンとダウの投資傾向や特殊製品への注力を結集した特殊化学品会社は、それぞれの事業による効率的な技術開発とイノベーション力による選択的な投資を可能にする。

 ダウ・デュポンの執行役会長には、ダウのアンドリュー・リバリスが、最高経営責任者(CEO)にはデュポンのエドワード・ブリーンが就任。また、それぞれの事業に諮問委員会が設置される。なお、ダウおよびデュポンの株主が、新会社株式(希釈後、優先株除く)の約50%をそれぞれ取得する。

 合併発表時点における時価総額は約1300億ドルで、シナジー効果の高い取引により、約30億ドルのコスト削減効果と約300億ドルの市場価値創出が見込まれる。さらに、約10億ドルの成長効果が予想されるという。

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