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メガネスーパーのメガネ型ウェアラブルはオンリーワン、両眼視&ノンシースルーウェアラブル

メガネスーパーはメガネ型ウェアラブル端末を開発中だ。2015年12月末に商品プロトタイプの実機を発表し、2016年1月13〜15日に開催される「第2回ウェアラブルEXPO」で展示する。「両眼視&ノンシースルーは現段階でオンリーワン」(同社)だという。

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 メガネ販売大手のメガネスーパーは2015年12月15日、東京都内で開催した2015年度(2016年4月期)第2四半期決算の説明会において、同社が開発中のメガネ型ウェアラブル端末の概要について説明した。同年12月末に商品プロトタイプの実機を発表し、「第2回ウェアラブルEXPO」(2016年1月13〜15日、東京ビッグサイト)で展示する予定だ。

メガネスーパーが開発中のメガネ型ウェアラブル端末のイメージ図
メガネスーパーが開発中のメガネ型ウェアラブル端末のイメージ図(クリックで拡大) 出典:メガネスーパー
メガネスーパーの束原俊哉氏
メガネスーパーの束原俊哉氏

 現在メガネスーパーは、「アイケアカンパニー」としての地位を確立すべく、メガネ販売につながるアイケアサービスだけでなく、「眼にいいこと、眼を通じて元気になれること」(同社取締役の束原俊哉氏)を重視した取り組みを進めている。

 その1つが新商品・新サービスの開発を目指したアイケア研究所の発足であり、同研究所のもとで開発が進められている視覚拡張をコンセプトとしたメガネ型ウェアラブル端末になる。また、このメガネ型ウェアラブル端末は、旧三洋電機のデジタルカメラ事業が分離独立したザクティと2014年10月から始めた共同研究開発の成果にもなっている。

 束原氏は「メガネ型ウェアラブル端末はさまざまな提案がなされているが、まだきちんと成功した事例はない。そして、メガネ屋である当社から見ると、メガネを掛けていることへの配慮が足りないものが多いように感じる。当社のメガネ型ウェアラブル端末は、メガネ屋の発想を存分に取り入れた商品設計になっている」と語る。

 そのメガネ屋の発想を反映したという特徴は5つある。1つ目は、見え方のクオリティと眼に掛かる負担を考慮した両眼視設計だ。2つ目は、通常のメガネへの装着と取り外しを容易に行える磁石を使った脱着構造。3つ目は、日本人の標準的な瞳孔間距離を加味したデザインだ。4つ目は、個人差のある瞳孔位置に合わせられるよう、映像を表示するビュワー位置をフィッティングできるようにしたこと。そして5つ目は、視覚拡張というコンセプトで重要になる高解像度を実現するノンシースルー型のビュワーの採用になる。

メガネ型ウェアラブル端末の特徴
メガネ型ウェアラブル端末の特徴(クリックで拡大) 出典:メガネスーパー

 束原氏は、「メガネ屋として見え方にこだわった結果、両眼視×ノンシースルーの組み合わせになった。この組み合わせは現段階ではメガネ型ウェアラブル端末としてオンリーワンになる」と強調する。

メガネ型ウェアラブル端末のポジショニング
メガネ型ウェアラブル端末のポジショニング(クリックで拡大) 出典:メガネスーパー

 またコンセプトが視覚拡張であることから、ビュワーは外部デバイスからの入力する映像を表示する機能に絞り込んだ。映像入力インタフェースはminiHDMI、Wi-Fi、Bluetoothなどを使い分けられるようにする。そして、「対象市場は、当初のB2C的なものから、現在は業務の生産性を高められるB2B向けに変更した」(束原氏)という。

 なお、メガネスーパーが開発したメガネ型ウェアラブル端末の商品名は、メガネを越えるという意味から「b.g.(beyond glass)」になる予定。出展する第2回ウェアラブルEXPOでは、b.g.の用途が分かりやすく感じられるように、B2Bの4つの領域で他企業とコラボレーションした展示を行う。物流ではロジラテジー、翻訳では神戸デジタルラボ、多言語ナビゲーションではゼンリンデータコム、センサー連携ではACCESSと連携しデモンストレーションを披露する。

「第2回ウェアラブルEXPO」の展示の方向性「第2回ウェアラブルEXPO」におけるB2Bの4つの領域における展示内容 「第2回ウェアラブルEXPO」の展示の方向性(左)とB2Bの4つの領域における展示内容(右)(クリックで拡大) 出典:メガネスーパー

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