東芝のコミュニケーションロボット「地平ジュンこ」、その“就職先”が決まった。
独自開発の音声合成技術を活用して3カ国語を操り、観光案内などを行う彼女の就職先は東京お台場「アクアシティお台場」の観光案内所。12月17日より勤務を開始する。
案内所にはアスカネットの「エアリアルイメージングプレート」を利用した“空中ディスプレイ”が設置されており、ここへ利用する言語(日中米)と聞きたい情報を入力すると、指定した言語で地平ジュンこが案内する。
質問へ回答するだけではなく、周辺店舗やイベント情報などを随時紹介する他、手のひらサイズロボット「ApriPetit」と連動しながら歌を披露するといったパフォーマンスを見せる予定だ。
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