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ロボット技術を創薬分野へ適用するベンチャーに資本参加FAニュース

安川電機は、産業技術総合研究所の技術移転ベンチャーであるロボティック・バイオロジー・インスティテュートに資本参加した。創薬分野における研究・開発者とロボット技術者が手を組み、ロボット新市場の創出に取り組んでいく。

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 安川電機は2015年11月25日、産業技術総合研究所(産総研)の技術移転ベンチャーである、ロボティック・バイオロジー・インスティテュート(RBI)に資本参加したと発表した。

 安川電機では、ロボット市場の拡大を狙い、今後成長が見込まれるバイオメディカル分野へのロボット適用に取り組んできた。その一環として、これまで自動化が難しかったバイオメディカル分野における実験作業の自動化を、産総研の創薬分子プロファイリング研究センターと共同で進めてきたという。この技術を本格的に事業化するため設立されたRBIに、安川電機は科学技術振興機構と共同で資本参加することとなった。

 RBIの事業内容は、バイオメディカル作業およびライフサイエンス作業に関するロボット施設の運営、ロボットとその周辺機器の開発・販売・保守、バイオメディカル作業およびライフサイエンス作業に関するデータと知的財産の管理、利活用となる。

 今後、安川電機は技術協力も強化し、RBIを中心とした創薬分野における研究・開発者とロボット技術者のオープンイノベーションにより、この分野に最適なロボットシステムを構築。ロボット新市場の創出に取り組んでいく。

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