ソフトバンクロボティクスは2015年11月30日、Pepper法人モデル向けのアプリケーション開発者などを支援する「Pepperパートナープログラム」を、同年12月1日より開始すると発表した。
本プログラムはPepper法人モデルについて、アプリを開発する「ロボアプリパートナー」、利用体験をデザインする「デザインパートナー」、Pepper for Bizの導入企業にコンサルティングを行う「コンサルティングパートナー」の3つパートナーを設定、それぞれの認定と支援を行う。
ロボアプリパートナーについてはテクニカルサポートやトレーニングといった技術支援を始めとして、アプリの安全性審査、販促機会提供を行う。販売機会の提供については、2016年にオープンする予定の法人向けモデル専用アプリストア「for Bizアプリストア」での取り扱いや、個別アプリを必要とする事業者への紹介も行う。「デザインパートナー」「コンサルティングパートナー」への支援については後日、詳細が公開される。
また、一般向けモデルのアプリ拡充を目的として、ユーザー(Pepper購入者)とアプリ開発者を結ぶマッチングサービス「ロボアプリLab」も2016年春から開始する。開発者が開発したいアプリの企画を投稿すると、ユーザーからの人気投票が行われ、投票結果を受けて開発されたアプリは一般販売モデル向けアプリストアに登録され、開発者にはライセンス料が支払われる仕組みだ。
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