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形状改良で、よりスムーズな穿刺が可能な内視鏡用注射針を発売医療機器ニュース

オリンパスは、早期がんを切除する手技などで用いるディスポーザブル注射針を発売した。針先形状を改良し、粘膜へのスムーズな穿刺をサポートする。

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 オリンパスは2015年11月2日から、早期がんを切除する手技などで用いる、ディスポーザブル注射針「NeedleMaster(ニードルマスター)」の販売を開始した。

 NeedleMasterは、胃や食道、大腸などの消化管の粘膜層にとどまる早期がんを、内視鏡を用いて切除する手技「内視鏡的粘膜切除術」(EMR)や「内視鏡的粘膜下層剥離術」(ESD)などで使用される処置具製品だ。

 隆起していない病変部を切除する場合、粘膜下層に生理食塩水などを注入し、病変部を浮き上がらせて切除する。同製品は、EMRやESDにおいて、液を注入するための注射針となる。

 従来品の針先形状を改良して切れ味の向上を図り、粘膜へのスムーズな穿刺をサポートできる。また、従来品と同じ外径のまま、広い内径を確保し、かつ握りやすいハンドルデザインを採用した。送液性の向上が期待でき、手技のストレス軽減に貢献するという。

 なお、26ゲージの細い針を新しくラインアップに追加。穿刺孔を最小限に抑えて、低侵襲な手技をサポートする。

 1箱5本入りで、価格は2万7500円となる。

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