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日本の超高齢化を見据える「東京モーターショー2015」オートモーティブ メルマガ 編集後記

高齢化という単語が他人ごとではない今日このごろ。気になります。

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 この記事は、2015年11月10日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


日本の超高齢化を見据える「東京モーターショー2015」

 「東京モーターショー2015」が閉幕しました。2015年10月28〜29日がプレスデー(29日14時半からはプレビューデー)、10月30日〜11月8日が一般公開日で、プレビューデーを含めた一般の総入場者数は81万2500人でした。

 前回の「東京モーターショー2013」は、特別招待日を含めた一般公開の期間が、2013年11月22日〜12月1日の10日間で、総入場者数は90万2800人。東京モーターショー2015は、プレビューデーを含めると10.5日あったわけですが、総入場者数は前回比約10%減となりました。

 リーマンショック後の「東京モーターショー2009」が61万5000人、東京ビッグサイトに会場を移した「東京モーターショー2011」が84万2600人、そして東京モーターショー2013で90万2800人。2013年よりも自動車メーカーの業績が伸び、日本国内の経済環境も改善している状況で開催する今回は、総入場者数で100万人を期待する声もありました。

 しかしふたを開けてみれば、総入場者数は東京モーターショー2011を下回る結果でした。いわゆる“自動車離れ”が進んでいるのか、開催時期を1カ月前倒したからか、はたまた最終日が終日雨だったからか、理由はいろいろと考えられますが、かなりショッキングな数字かもしれません。

 とまぁ総入場者数が減った話ばかりしてきましたが、一般公開日の会場内は朝から多くの来場者で賑わっており、盛り上がっていたと思います。

 今回のメールマガジンでは東京モーターショー2015の記事を多数紹介しています。注目記事のレポート1本、「SMART MOBILITY CITY 2015」のフォトギャラリー1本、自動車・二輪車メーカーの記事13本、サプライヤの記事10本です。ショーは閉幕しましたが、今後も会場内での取材記事を掲載していきます。ぜひ、東京モーターショー2015の特集ページをチェックしてください。

 さて、東京モーターショー2015で注目されたテーマといえば、自動運転技術や電動化などがあります。私個人が気になったのは、超高齢化社会を迎える日本を見据えた展示でした。

 その最たるものが、ダイハツ工業のマルチユースコミューターのコンセプトカー「NORI ORI(ノリオリ)」でしょう。

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