ニュース
フォルクスワーゲンが「e-Golf」に続き「e-up!」も国内発売未定に:電気自動車
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが「東京モーターショー2015」の出展概要を発表した。出展モデルの中には、2015年半ばを納車時期としていた電気自動車の「e-up!」も入っているが、リリース文の中では「発売時期は未定」とされていた。
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2015年10月9日、「東京モーターショー2015」(一般公開日:2015年10月30日〜11月8日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。
前回の「東京モーターショー2013」で披露した「twin-up!」のような世界初公開モデルはなく、2015年9月開催の「フランクフルトモーターショー2015」で発表した新型「ティグアン」や、そのプラグインハイブリッド車「ティグアンGTE」など6モデルが日本初公開となる。また日本未導入モデルとして、世界ラリー選手権(WRC)参戦車両である「Polo WRC」も出展する予定だ。
これらの他、2015年9月に発売したプラグインハイブリッド車「ゴルフGTE」など国内販売モデル9車種も展示する。
今回の出展モデルの中には、2015年半ばを納車時期としていた電気自動車の「e-up!」も入っている。しかしながらリリース文の中では、e-up!は国内販売モデルには入っておらず「発売時期は未定」とされている。
同社は2015年7月に、同年半ばに受注を始める予定だった「ゴルフ」をベースとする電気自動車「e-Golf」の国内市場投入の延期を発表している。このとき、e-up!については、2015年半ばとする納車時期に向けて各種作業を鋭意進めているとしていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ≫「東京モーターショー2015」特集サイト
- フォルクスワーゲンとBMWがプラグインハイブリッド車を同日発表、日本車と比較
2015年9月8日、フォルクスワーゲンとBMWがプラグインハイブリッド車の国内投入を発表した。今回発表された「ゴルフGTE」と「X5 xDrive40e」を、「アウトランダーPHEV」「プリウスPHV」「アコード プラグインハイブリッド」という国内自動車メーカーのプラグインハイブリッド車と比較した。 - 電気自動車「e-Golf」の国内投入が延期、チャデモ対応がネックに
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ」をベースとする電気自動車「e-Golf」の国内市場投入を延期する。同社は2015年2月から、小型車「up!」をベースとする電気自動車「e-up!」の受注を開始。第2弾となるe-Golfは、2015年半ばに受注を始める予定だった。 - フォルクスワーゲンが日本市場でEVを発売、CHAdeMOの急速充電コネクタ搭載
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、日本市場で電気自動車(EV)を発売する。第1弾は小型車「up!」をベースとする「e-up!(イー・アップ!)」で、2015年2月1日から受注を開始し、同年半ばに納車する予定。税込み価格は366万9000円である。第2弾は、2015年半ばに受注を開始する、「ゴルフ」ベースのEV「e-Golf」である。 - 「twin up!はXL1と兄弟」――リッター90.9kmのPHEV「twin up!」
Volkswagen(フォルクスワーゲン)が、東京モーターショー2013で4人乗り小型車のプラグインハイブリッド車(PHEV)コンセプトモデル「twin up!」を発表。リッター90.9kmの超低燃費は、設計の規格化/標準化でさまざまなパワートレインに対応可能な新世代プラットフォームによって生まれた。