“手の届く人工知能”コールセンターやスマホアプリに:対話エンジン
アドバンスト・メディアが“手の届く人工知能”をうたう、人工知能活用の音声対話システム「AmiAgent」を発売する。マートフォンアプリや自動応答電話サービス、ロボット、カーナビゲーションシステムなどの用途への導入を狙う。
アドバンスト・メディアは2015年9月10日、“手の届く人工知能”をうたう人工知能を活用した音声対話システム「AmiAgent」を同年10月1日より販売開始すると発表した。初期費用は200万円で、別途月額利用料が発生する。
同社音声認識エンジン「AmiVoice」と対話エンジン「AOI」を軸に、音声合成エンジンや外部対話システム接続用インタフェース、シンボルキャラクターなどを組み合わせた統合型ソリューションで、スマートフォンアプリや自動応答電話サービス、ロボット、カーナビゲーションシステムなどの用途への導入を狙う。
キャラクター設定の有無や音声認識/音声合成/APIの個別提供、入力方法(音声/テキストデータ)の選択などシステムとしての柔軟性が高く、さまざまなデバイスとプラットフォームに対応するため、スマートフォンアプリに実装しての販促活動や、コールセンターに導入してのオペレーター負担軽減、ロボットに搭載しての見守りサービスなどが想定される。
既にトランスコスモスが「ハイブリッド多言語コンタクトセンターサービス」に導入しており、利用者からの問い合わせに対してAmiAgentが音声にて一次対応し、AmiAgentで対応しきれない内容については有人のコールセンターへ案内する業務フローを完成させている。また、金融機関での実証実験も開始されており、こちらは2016年の本稼働を予定しているという。
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