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センサーノード電源不要、「IoTで環境測定」をワンパッケージで:IoT環境計測
三井物産エレクトロニクスが、環境測定に必要なセンサーノード、ゲートウェイ、クラウドまでもワンパッケージとした「環境計測 PoC パッケージ」を発売する。
三井物産エレクトロニクスは2015年9月3日、環境測定に必要なセンサーノード、ゲートウェイ、クラウドまでもワンパッケージとした「環境計測 PoC パッケージ」を10月より販売開始すると発表した。
パッケージはソーラーパネル付きセンサーノード、3G通信機能付きゲートウェイ、クラウド(AWS)、AWS上データの可視化ソフトで構成されており、センサーノードはソーラーパネルからの給電で稼働するため、電源接続が不要だ。また、利用に際しての設定は全て完了した状態で出荷されため、導入後、即時の利用が可能だ。
センサーについては温度や湿度、放射線、超音波、気圧、風向きなど環境計測に関連する20種類が用意されており、「環境検知」「都市環境計測」「放射線計測」「気象・土壌環境」「大気ガスAパック」「大気ガスBパック」と用途に応じてのパッケージが提供される。パッケージは複数の選択も行える。
価格はセンサーノードとゲートウェイ、クラウドと可視化ソフト(AWSの3カ月利用権)が基本構成となっており、32万円。利用に際してはこの基本構成にセンサーノード(10万円より)を組み合わせる。
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