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ミドル層の転職でも、評価されるのは「スキル」「成果」より「人間性」キャリアニュース

エン・ジャパンが人材紹介会社集合サイト「エン転職コンサルタント」上で、転職コンサルタント123人を対象にアンケート調査を実施。転職コンサルタントがミドル層の市場価値を評価する際の判断軸について調査した。

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 エン・ジャパンは2015年8月4日、ミドル層が転職市場価値を高めるために必要なポイントを調べた「ミドルの市場価値の磨き方」についての調査結果を発表した。

 転職コンサルタントがミドル層人材の市場価値を判断する際、一番重視するのはキャリアだと思われがちだが、同アンケートの結果、ミドル層の転職においても「スキル」(32%)や「仕事の成果」(27%)よりも「人間性」(41%)が重視されていることが分かった。

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ミドル人材の市場価値を判断する際に一番重視しているポイント

 ミドル層人材の市場価値を評価する上で、「人間性」「スキル」「仕事の成果」のそれぞれの面について転職コンサルタントが重視しているポイントは、「人間性」については「変化への適応力」(45%)、スキルについては「現在の職種に関する専門知識」(75%)、仕事の成果については「仕事の業績・結果そのもの」(74%)が最上位だった。

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「人間性」について重視しているポイント(上位3項目)
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「スキル」について重視しているポイント(上位3項目)
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「仕事の成果」について重視しているポイント(上位3項目)

 また、ミドル層人材が市場価値を高めるために日ごろから意識しておいた方がよいことについて自由回答形式で意見を集めたところ、まず挙げられたのが「メンバーの人的管理や業務のKPI、コスト、目標構築などにも携われるとよいですし、まだ無理であればどのように作られているかを意識しておくとよい」「ご自分の役職の1つ上の上司の仕事をやること、ご自分なら、課題をどのように解決するか、常に考え、ときには提案すること」といったマネジメント経験・マネジメント視点を持つこと。そしてもう1つには、「さまざまな業界への知見と仕事を円滑に行うための方法論を蓄積するためにも幅広い業界、経営層に近い人物との接触の機会を増やすことが有益」「自分の市場価値を測るために、社外での活動を積極的に行うこと」といった人脈づくりを意識するべきという2つの意見が転職コンサルタントからは多く寄せられていた。

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