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キヤノンが示す日本型製造革新の実力FA メルマガ 編集後記

モノづくり立国日本の在り方は決して間違いではない。

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 この記事は、2015年8月7日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


キヤノンが示す日本型製造革新の実力

 米国やドイツが、IoTなどICTを活用した製造業革新の取り組みを強化しています。IoTをフル活用し、多くのシステムや製造装置、ロボットなどを結び、日本の製造業が強みとしたノウハウやデータを吸い上げる“黒船”として、多くの製造業が脅威を感じている状況ですが、意外に世界の製造革新のすう勢は日本が握っているのではないか、と思えてきました。1つの象徴的な動きがキヤノンが2015年8月4日に発表した「デジタルカメラの組み立て生産の完全自動化」です(関連記事:ロボットがデジカメを全自動で作る時代へ、キヤノンが2018年をめどに)。

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