ローランドDGが「FAB11」に協賛、デスクトップファブの可能性を訴求:3次元ツールニュース
ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は、米国ボストンで開催される「第11回 世界ファブラボ代表者会議(FAB11)」に協賛したことを発表した。
ローランド ディー.ジー.(以下、ローランドDG)は2015年7月30日、米国ボストンで開催される「第11回 世界ファブラボ代表者会議(FAB11)」(会期:同年8月3〜9日)に協賛したことを発表した。
3Dプリンタやレーザーカッターなど、さまざまなファブリケーションツールを備え、「MAKE(作る)」「LEARN(学ぶ)」「SHARE(分かち合う)」の思想の下、個人のモノづくりを支援する「ファブラボ(FabLab)」。現在、世界55カ国450箇所以上の拠点があり、各地のファブラボがネットワークで結ばれ、地域・国境を越えたコミュニティーを形成している。
年に一度開催される世界ファブラボ代表者会議は、世界中のファブラボ関係者が一堂に会する場であり、特定の課題解決に協同で取り組むワークショップや、モノづくりに関するシンポジウム、各ファブラボの成功事例や取り組み事例の紹介など、多様な活動が行われる。
ローランドDGは、「The Possibilities Are Endless(果てしない可能性)」をテーマに、FAB11の場で3次元切削加工機や3Dプリンタ、カッティングマシン、UV-LEDプリンタなどのデジタルツールを展示。「Desktop Fabrication(デスクトップファブリケーション:机上でのものづくり)」の幅広い可能性を訴求する。特に、今回はSTEM教育での活用を推進すべく、ファブラボ関係者に向けて学生の創造力をはぐくむカリキュラムやソリューションを提案するという。また、3次元切削加工機「monoFab SRM-20」をカスタマイズするワークショップなども開催するとしている。
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