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「惨敗から学び栄光つかむ」、工学院大が世界最大のソーラーカーレースに再挑戦モータースポーツ(2/2 ページ)

工学院大学は、新たに開発したソーラーカー「OWL(あうる)」を初披露した。2015年10月に開催される世界最大規模のソーラーカーレース「World Solar Challenge 2015」で悲願の優勝を狙う。

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気温40℃超の中、3021kmを走り抜く

 WSCは、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで、総延長3021kmを縦断し、タイムや外部電源の供給量などを競う世界で最も有名なソーラーカーレースだ。日中の気温は40℃を優に超える、過酷なレースとなる。

 同プロジェクトは大会の冠スポンサーであるブリヂストンを筆頭に、計38の企業・団体からサポートを受けている。レースを行うオーストラリアに行く選抜メンバーは15人。院生の上級生7人と、1/2回生中心の下級生8人で厳しいレースを戦い抜く。

 日本に残るチームも、衛星通信などを活用して、当日の天気の行方を観測したり、OWLの走行データを分析してより最適な走行パターンを現地に伝えたりしてチーム一丸となって戦う。「前回の後悔は忘れない。目標はもちろん優勝だ」と監督の濱根氏は意気込みを語った。

工学院大学 ソーラーカープロジェクトのみなさん
工学院大学 ソーラーカープロジェクトのみなさん(クリックで拡大)

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