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女性向け? トヨタの新型シエンタは「かわいい」より「かっこいい」だったMONOist新人編集の取材リポート(2/2 ページ)

2015年7月9日、トヨタが発表した新型「シエンタ」。運転免許を持たないMONOist編集部の新人記者(女・25歳)が、実際に見た新型シエンタの感想をリポートします。

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「かっこいい」シエンタは「女性」に向けて考案されたデザイン?

 説明員さんに話を聞くと、「新型シエンタは、ファミリー向け、特に30代女性をターゲットに作られたクルマ」と解説してくれました。あ、あれ? 女性向け?

赤く光る凄く強そうな顔立ちのシエンタ(クリックで拡大)
赤く光る凄く強そうな顔立ちのシエンタ(クリックで拡大)

 MONOistの編集記者であるという事実をいったん棚に置いておくとして、「女性向け」と言われた時に感じたリアクションは「えっ、ほ、ほんと?」でした。第一印象は、われわれ女子(とくくっていいものか悩みますが)が常套句として使う便利ワード「かわいい」ではなく「かっこいい」だったからです。

横から見たシエンタ、どちらかというと「かっこいい」?(クリックで拡大)
横から見たシエンタ、どちらかというと「かっこいい」?(クリックで拡大)

 新型のシエンタは低床フラットフロア、ゆとりある広々とした車内空間の実現を特徴としてあげています。しかし、やはりそのせいで「大きく」見えるせいなのか、どちらかと言うと「かっこいい」「早そう」「スポーティだ」という感想を抱きました。強いて女性向けという意図をくみ取るならば、確かにこのシエンタを「男性」に見立てると非常にかっこよく思える気もしました。そのぐらい、男らしいクルマだな、というのが第一印象でした。

 しかし、初めて行った自動車の発表会で、半日かけてシエンタに触れたことで、すっかりシエンタに対する愛着が湧きに湧いてしまいました。テレビで流れるシエンタのCMを見る度に、家族に自慢してしまう始末です。「いらない」と思っていた自動車運転免許も、「いつ取ろうか」と計画を練り始めました。取得したその時は、一番にシエンタの乗り心地を確かめにいきたいな、と思った取材でした。

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