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ラベルを貼るだけ、ディープラーニングで画像認識、商用利用も当面無料で画像認識

ベンチャー企業のAlpacaが、“画像を用意するだけ”で利用できる画像認識プラットフォーム「Labellio(ラベリオ)」を提供開始した。

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 ベンチャー企業のAlpacaは2015年6月30日、ディープラーニングを用いた画像認識プラットフォーム「Labellio(ラベリオ)」の提供を開始した。需要の高まる画像認識の実装/調整/検証を専門家ではなくとも実行できるWebサービスとして設計されており、作成モデルの商用利用も当面、無料で可能だ。

 画像認識を利用するための環境設定が全てクラウド上に完成しており、認識モデルの元になる画像を集めるだけで、画像認識モデルの作成が行える。ワークフローは画像認識モデルの作成に特化しており非常にシンプル。学習用データの準備についても“ラベル”という概念を導入し、画像にラベルを貼っていくだけで、画像認識用データが完成する。

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Labellio(ラベリオ)のモデル構築ページ
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ラベル付け

 画像認識の活用についてはさまざまなケースが想定されるが、同社では「定点カメラからの写真で天候を推定する」「画像に事前準備した“野球”“クリスマス”などのタグを付ける」などの使い方を想定する他、専任エンジニアの力を借りずとも画像認識を利用できるため“これまでにない用途”が発見される可能性がある。

 Labellioの 画像認識モデルは画像認識ソフトウェア「caffe」のコミュニティーが公開している「BVLCCaffeNetModel」をベースにしており、Labellioで作成したモデルをcaffeで読む込むことも可能だ。このLabellioで作成した画像認識モデルは商用/非商用を問わずに利用できるが、同社では商用利用の際にはメールで連絡して欲しいとしている。

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