UIを刷新し、利便性を高めたポリゴン編集ソフト「POLYGONALmeister」:3次元ツールニュース
日本ユニシス・エクセリューションズ(UEL)は、ポリゴンデータ編集ソフトウェア「POLYGON EDITOR」を刷新し、新しい製品ラインアップとして「POLYGONALmeister(ポリゴナルマイスター)」の販売開始を発表した。
日本ユニシス・エクセリューションズ(以下、UEL)は2015年6月22日、ポリゴンデータ編集ソフトウェア「POLYGON EDITOR」を刷新し、新しい製品ラインアップとして「POLYGONALmeister(ポリゴナルマイスター)」の販売開始を発表した(関連記事:1クリックでポリゴンの形状不良を一括修正)。
POLYGONALmeisterは、2014年6月から提供してきたPOLYGON EDITORのユーザーインタフェース(以下、UI)を改善し、利便性を高めた。WindowsライクなUIに準拠したことで、Windowsユーザーであればマニュアルなしで操作でき、大容量のポリゴンデータを効率良く表示制御できるという。また、POLYGONALmeisterは、理化学研究所との共同研究を通じて開発されたポリゴン編集アルゴリズムを搭載しており、高性能・高品質なデータ編集(クリーニング、簡略化、スムージングなど)を行うことができ、オペレーターの作業負荷を軽減できるとしている。
UELは今後、3Dプリンタや3Dスキャナメーカーへバンドル販売の働き掛けを行う他、CAD/CAM/CAEメーカーへポリゴン編集のライブラリ提供を強化していく方針だという。こうした展開を通じて、3年間で500セットの販売を見込んでいる。
なお、UELは同年6月24〜26日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第26回 設計・製造ソリューション展(DMS2015)」に出展し、POLYGONALmeisterの展示を行う予定だという[ブース:東2ホール 14-16]。
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