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テスラのマスクCEO「完全自動運転は“技術的には”あと3年で実現可能」:自動運転技術
Tesla Motors(テスラ)は、2015年6月末から、一部顧客向けに自動運転システム(Autopilot)のベータテストを始める。同年6月8日に行った定時株主総会で、同社CEOのイーロン・マスク氏が明らかにした。また完全自動運転の実現時期についてもコメントしている。
Tesla Motors(テスラ)は、2015年6月末から、一部顧客向けに自動運転システム(Autopilot)のベータテストを始める。同年6月8日(米国時間)に行った定時株主総会で、同社CEOのイーロン・マスク氏が明らかにした。
マスク氏は「自動運転システムのバージョン1のハードウェアは、前方レーダーと前方カメラ、車両の全周囲5m半径の検知が可能な超音波センサーから構成されている。機能としては、高速道路での自動運転に加えて、私有地内での自動駐車や車両の呼び寄せも可能になっている」と語る。
テスラの電気自動車「モデルS」は、標準装備の自動ブレーキの他に、2500米ドルで自動運転オプションを追加できる。現時点で自動運転オプションの機能は、追従走行と自動ハイビームだけだが、今後は自動操舵による車線維持や、自動駐車などの機能がソフトウェアアップデートにより追加される(クリックで拡大) 出典:テスラ
参加者からの「完全自動運転をいつごろ実現できるのか」という質問にも回答した。「技術的な観点で言えば、完全自動運転は3年で実現できると思う。ただし、法制度を含めて社会的に受け入れられるようになるには、人間が運転するよりも、自動運転技術の方が安全なことを証明する時間が必要であり、それに1〜3年はかかる。また、人工知能技術は、完全自動運転の実現時期を早めてくれるだろう」(マスク氏)としている。
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