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カブクとランサーズが3Dモデリング領域の人材流通で連携:3Dプリンタニュース
カブクは、ランサーズと業務提携し、3Dモデリング領域の人材流通で連携していくことを発表した。
カブクは2015年6月1日、ランサーズと業務提携し、3Dモデリング領域の人材流通で連携していくことを発表した。
カブクは3Dプリント技術を使ったものづくりマーケット「Rinkak(リンカク)」を、ランサーズはクラウドソーシングサービス「ランサーズ」を運営。今後、両社のサービス実績・技術をベースに、双方のプラットフォーム上に存在する3Dモデリング技術を有する人材の連携、個人ユーザーの創作活動を活性化する連携サービス、プロモーションなどを図り、クライアントに対する新たなソリューション提案の実現を目指したい考えだ。
具体的に両社は、「3Dデータ作成サービスの拡充」「企業との連携」「その他マーケティング・プロモーション」における協業を進めていく。
3Dデータ作成サービスの拡充では、Rinkakに登録する3Dデータを作成する人材の強化、3Dデータに関連するデザイナーおよびクリエイター人材の開発・組織化、ランサーズとRinkakとの連携サービス開発、連携対象となる公立私立専門学校へのディレクション(事務局機能)、3Dモデリング技術者の教育・育成などが挙げられる。
また、企業との連携では、技術シードを持つクライアントの発掘、商品化やサービス開発に関するアイデア提供、ハードウェアのプロトタイピング・β版開発、オープンイノベーション領域での人材の流通、3Dプリンタを活用したものづくりコンテストの企画および実施などを行う計画である。
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