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「シャトル」の回生ブレーキ、DC-DCコンバータの体積当たり出力が1.5倍に:人とくるまのテクノロジー展2015
住友電装は、「人とくるまのテクノロジー展2015」において、ホンダが2015年5月に発売したステーションワゴン「シャトル」の回生ブレーキに採用されたDC-DCコンバータについて紹介した。
住友電装は、「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20〜22日、パシフィコ横浜)において、ホンダが2015年5月に発売したステーションワゴン「シャトル」の回生ブレーキに採用されたDC-DCコンバータについて紹介した。
ホンダは2013年9月発売の「フィット」のガソリンエンジン車モデルに、電気二重層キャパシタを用いた回生ブレーキを採用(関連記事:新型「フィット」と新型「アクセラ」の電気二重層キャパシタは日本ケミコン製)。同年12月発売の「ヴェゼル」のガソリンエンジン車モデルも同じ回生ブレーキを採用していた。
これに対してシャトルは、回生ブレーキの充放電の効率をさらに高めるため、住友電装のDC-DCコンバータを新たに採用した。大電流が流れる銅のバスバー上に直接FETを搭載できる同社独自の高放熱基板技術「PSボード」を採用することで、一般的な厚銅基板に比べて熱抵抗を4分の1に低減している。これにより、DC-DCコンバータの体積当たりの出力を50%向上できたという。
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