「マツダコネクト」のカーナビ機能を刷新、新型「ロードスター」発売に合わせて:車載情報機器
マツダは、「アクセラ」と「デミオ」に搭載する車載情報機器「Mazda Connect(マツダコネクト)」のカーナビゲーション機能を無償で刷新する。2015年5月21日から、マツダ販売店での対応を始める予定だ。
マツダは、「アクセラ」と「デミオ」に搭載する車載情報機器「Mazda Connect(マツダコネクト)」のカーナビゲーション機能を無償で刷新する。2015年5月21日から、マツダ販売店での対応を始める予定だ。
2013年9月発売のアクセラから導入が始まったマツダコネクトは、カーナビゲーション機能をハンガリーのナビコアソフトベンダーであるNNGがグローバルで提供していた。ただし、カーナビゲーション利用の歴史が長い国内市場については、あまり高い評価を得られていなかった(関連記事:新型「デミオ」は「マツダコネクト」を大規模アップデート、カーナビも改善)。マツダコネクトのバージョンアップに合わせて、使い勝手を順次向上させていたものの、2015年1月発売の「アテンザ」と「CX-5」の大幅改良モデルから、国内市場での使いやすさ向上を目的に新開発したカーナビゲーション機能に変更されていた。
アクセラとデミオにおけるマツダコネクトのカーナビゲーション機能の刷新は、無償で実施される。具体的には、マツダコネクトのカーナビゲーション機能を利用するのに必要なSDカードについて、従来の「ナビゲーション用SDカード(B45C 66 EZ1)」から、「ナビゲーション用SDカードPLUS(G46Y 79 EZ1)」に交換する。新しいカーナビゲーション機能は、国内メーカー製のナビソフトと地図データの採用により、ナビゲーションが正確かつ使いやすくなっているという。
カーナビゲーション機能の刷新に併せて、マツダコネクトのバージョンアップも行う。バージョン番号は「55.00.650」で、主な更新内容は、USBやBluetooth接続などを用いたエンターテインメントやコミュニケーション機能の動作安定性の向上などとなっている。
なお、今回のマツダコネクトのバージョンアップは、新型「マツダ ロードスター」の発売に合わせたものだ。今回の取り組みにより、マツダコネクトを搭載するマツダの新世代商品は、CX-5、アテンザ、アクセラ、デミオ、CX-3、マツダ ロードスターの6車種とも、国内市場向けに開発したカーナビゲーション機能を利用できるようになる。
新型「マツダ ロードスター」発表会で勢ぞろいした「マツダコネクト」を搭載する新世代商品群。左から、「アテンザ」、「デミオ」、「CX-3」、マツダ ロードスター、「アクセラ」、「CX-5」の順で並んでいる(クリックで拡大)
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