米Oculus VRは2015年5月6日(現地時間)、HMD「Oculus Rift」の製品版を2016年第1四半期に一般発売すると公式ブログで発表した。プレオーダーは2015年後半より行う。
Oculus Riftはこれまで開発者向けとして「DK1」、改良版の「DK2」を販売しており、アミューズメント関連のみならず、Autodeskがビジュアライゼーション用ツール「Autodesk VRED 2015」でのサポートを行うなど、幅広い範囲で有効性を認められつつある。
2016年に市販が予定されている製品版では、先行して販売された開発者向け製品からのフィードバックを反映する他、トラッキングシステムが改良され利用者の着席/起立を問わなくなる。装着感も改良される。
詳細スペックは公式ブログで追って公開される予定である他、2015年6月に開催される世界最大のゲームショー「Electronic Entertainment Expo」(E3)にて何らかのアナウンスが行われる見込みだ。
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