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ロボットやスマートハウスの市場狙う、ソフトバンクとヤマダ電機が提携:ロボット開発ニュース
ソフトバンクとヤマダ電機が提携。国内事業活性化のため、ヤマダ電機のスマートハウス事業とソフトバンクのロボットや自然エネルギー事業を組み合わせるとしている。
ソフトバンクは2015年5月7日、家電量販店大手ヤマダ電機との資本業務提携を発表した。ヤマダ電機が実施する第三者割当増資による自己株式の処分について、総発行済み株式の5%にあたる4832万4400株を1株当たり471円、総額227億6100万円で引き受ける。
提携の目的について同社では、「ヤマダ電機の販売網を生かした国内における移動体通信及び高速インターネット接続の販売」と、「ヤマダ電機が進めるスマートハウス事業とソフトバンクの自然エネルギー、ロボット事業、通信事業の組み合わせによる市場創造」の2点を挙げ、ヤマダ電機の販売力により国内事業の成長を目指すとしている。
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