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酸素犬ロボットが救う生活:電子ブックレット(ロボット)
人気記事を読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、在宅酸素療法を受ける患者の生活の質を向上させる「酸素犬ロボット」の取り組みを紹介します。
アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。
今回は、東京医科歯科大学 准教授 遠藤玄氏と大阪電気通信大学 准教授 入部正継氏が取り組む「酸素犬ロボット」を紹介します。酸素犬ロボットは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などで酸素ボンベを常用しなくてはならない患者さんの生活を向上させるために開発されたロボットで、重い酸素ボンベを患者さんの代わりに持ち運びます。
酸素犬ロボットが救う生活
在宅酸素療法をうける患者は国内に約16万人いるといわれ、彼らは日常生活で常に酸素ボンベを携帯しなくてはならない。彼らの生活の質を向上するために、2008年から開発が進められているロボットがある。
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