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新型「ロードスター」の米国向けモデルも生産開始、価格は2万4915ドルから:工場ニュース
マツダは、新型「マツダ ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」の米国向けモデルの生産を開始した。米国での乗り出し価格は、税別で2万4915米ドル(約297万円)となっている。
マツダは2015年4月20日(米国時間)、新型「マツダ ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」の米国向けモデルの生産を開始したと発表した。同社の本社宇品第1工場(広島市南区)では、同年3月に国内向けモデルの生産を開始している(関連記事:新型「ロードスター」が宇品工場で生産開始)。
米国向けモデルは、国内向けモデルに搭載される排気量1.5l(リットル)エンジン「SKYACTIV-G 1.5」ではなく、排気量2.0l(リットル)エンジン「SKYACTIV-G 2.0」が搭載されている。グレードは、最も安価な「Sport」、中位の「Club」、上位の「Grand Touring」の3種類がある。これらの他、1000台限定の「Launch Edition」も販売する。
希望小売価格(税別)は、Sportが2万4915米ドル(約297万円)から、Clubが2万8600米ドル(約341万円)から、Grand Touringが3万65米ドル(約359万円)から。
国内向けモデルの税抜き価格は、最も安価な「S」が231万円、中位の「S Special Package」が250万円、上位の「S Leather Package」が281万円。最も安価なSportとSの価格差は、円ベースで66万円になる。この価格差をエンジンの排気量0.5lの違いと見るか、円安の影響と見るか、難しいところだ。
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