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「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」採用のスティックPC、マウスコンピューター:組み込み開発ニュース
OSに「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」が導入されスティック型PC「m-Stick MS-NH1-EMBD」をマウスコンピューターが発売する。
マウスコンピューターは2015年4月20日、 OSに「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」をプリインストールしたスティック型PC「m-Stick MS-NH1-EMBD」を同日より販売開始すると発表した。価格は3万9800円(税別)。
OSに「Windows Embedded 8.1 Industry Pro」(32ビット版)を導入しており、専用BIOSによって電源投入からの自動起動が行える。プロセッサはAtom Z3735F(1.33GHz)、メモリは2Gバイト、ストレージはeMMC 32Gバイトを内蔵する。標準で1年間の無料センドバック保証、24時間/365日の電話サポートが付属する。
また、同OSを導入した省スペース型「MousePro M-EMBD」シリーズもリニューアルされた。搭載CPUを第5世代Coreプロセッサに、ストレージをSSDへと強化しており、Celeron 3205U(1.5GHz)搭載の「MousePro-M500E-EMBD」(5万6800円)、Core i3-5010U(2.1GHz)搭載の「MousePro-M500B-EMBD」(7万6800円 価格はいずれも税別)の2モデルを用意する。
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