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「フィット シャトル」後継モデル、「フィット」が取れて「シャトル」に:車両デザイン
ホンダは、2015年5月15日に発売を予定している新開発のコンパクトワゴン「シャトル」の情報を先行公開。シャトルは、2015年3月に生産を終了している「フィット シャトル」の後継モデルとなる。
ホンダは2015年4月17日、同年5月15日に発売を予定している新開発のコンパクトワゴン「シャトル」の情報をWebサイトで先行公開した。
シャトルは、2015年3月に生産を終了している「フィット シャトル」の後継モデルになる。名称から「フィット」が取れ、今後は独立した車種として展開していくことになる。
トヨタ自動車の「カローラフィールダー」など、競合のコンパクトワゴンに対して「ひとクラス上の質感」(同社)を目指して開発された。ゆとりのあるインテリア、広々としたフラットな荷室、きめ細やかな配慮の行き届いた収納スペースを装備しながら、上質な走りを備えたとしている。
パワートレインは、フィットと同じく、1モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。「HYBRID」「HYBRID X」「HYBRID Z」の3グレードで展開する。ハイブリッド車の他、SUV「ヴェゼル」と同じ排気量1.5lの直噴ガソリンエンジンを搭載するグレード「G」も用意。これら4グレード全てに、四輪駆動モデルを設定している。
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