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創薬支援分野参入に向け、iPS細胞開発・製造の米企業を買収医療機器ニュース

富士フイルムホールディングスは、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーである米Cellular Dynamics Internationalを買収すると発表した。今回の買収により、iPS細胞を使った創薬支援分野に本格的に参入する。

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 富士フイルムホールディングス(以下、富士フイルム)は2015年3月30日、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーである米Cellular Dynamics International(以下、CDI)を買収すると発表した。買収額は約3億700万米ドルになる見込み。

 CDIは、2004年に設立されたバイオベンチャー企業で、良質なiPS細胞を大量に安定生産する技術に強みを持つ。現在、創薬支援や細胞治療、幹細胞バンク向けのiPS細胞の開発・製造を行っているが、既に創薬支援向けでは、心筋や神経、肝臓など12種類の高品質なiPS細胞を安定的に提供しているという。また、cGMP準拠iPS細胞バンクの樹立など、米国でのiPS細胞供給ビジネスにも積極的に取り組んでいる。

 富士フイルムでは、細胞増殖の足場となるリコンビナントペプチド(RCP)の開発や、再生医療製品を上市するジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)の連結子会社化など、再生医療分野への取り組みを強化している。今回、CDIを買収することで、iPS細胞を使った創薬支援分野に本格的に参入する。

 さらに、CDIのiPS細胞関連技術・ノウハウと、富士フイルムの高機能素材技術・エンジニアリング技術、J-TECの品質マネージメントシステムとの連携により、再生医療製品の開発を加速し、再生医療の事業領域の拡大を図るとしている。

 買収後、CDIは富士フイルムの連結子会社として、米国ウィスコンシン州マディソン、カリフォルニア州ノバトにおいて事業を継続する予定。

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