検索
特集

「Raspberry Pi 2」をイジリ倒す(基礎編2) HD対応とX Window Systemの起動ラズパイ2で遊ぼうぜ(2/3 ページ)

前回は「Raspberry Pi 2」へのNOOBSによるインストールから起動までを紹介した。今回は基礎編の最後として、Raspberry Piのコンソール画面の日本語化に加えて、もう少し先、ハイビジョン対応とX Window Systemの起動までを追っていきたい。

Share
Tweet
LINE
Hatena

日本語環境インストール

 ではコマンドラインから日本語環境をインストールしていこう。まずは以下のように入力していく。ちょっと長いけど頑張って入力してほしい。

$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname

インストール時はメッセージが下から上にざーっとスクロールされる

 これで日本語環境向けのフォントがインストールされることになる。設定が終わるまでしばらくかかる。途中、ファイル容量が増えるという選択肢が出るので、そこは「y」で対応しておけばよい。

 そして次に日本語入力メソッド(MS-IMEやATOKと同じモノと思ってもらっていい)をインストールする。

$ sudo apt-get install uim uim-anthy

uimをインストールする

 最後は日本語環境でシェルを使うための「jfbterm」を入れる。

$ apt-get install jfbterm

 ここまでインストールが終わったら、いったんログアウトして再ログインしよう。ログインしたあとに再びrasp-configで、日本語環境の設定を行う。まずは日本語のシェルを起動し、raspi-configをいじることにする。

$ sudo jfbterm
$ sudo raspi-config

 前回起動したraspi-configとはフォントが変わっていることに気づくだろう。ここからもう一度、日本語環境を作っていくことにする。


フォントを入れなおした後のraspi-config

raspi-configの「IntrernationalIisationsetuo Otions」から「Change Locale」を選び、「ja-JP」とある項目の3か所にチェックを入れる。以前入れた「en-US」はチェックを外しておく

 これで日本語メッセージの表示設定は終わりだ。


試しに「apt-get upgrade」からコンポーネントをアップデートした画面。日本語でメッセージが表示されている。

関連キーワード

Raspberry Pi | Raspberry Pi 2 | X Window System | ARM


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る