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BASICが走る“こどもぱそこん”「IchigoJam」、150円でライセンス販売:組み込み開発ニュース
jig.jpがプログラミング教育用の小型コンピュータ「IchigoJam」のライセンス販売を開始した。価格は1販売数につき150円。
jig.jpは2015年3月20日、プログラミング教育用の小型コンピュータ「IchigoJam」のライセンス販売を開始した。ライセンス価格は1販売数につき150円(税別)。
IchigoJamはCPUにNXP Semiconductorsの「LPC1114FN28」を搭載した小型コンピュータ。オンボードのメモリには「IchigoJam BASIC」が搭載されており、PS/2のキーボードと電源(microUSBで供給)、それにディスプレイとしてテレビ(映像出力はNTSC)を用意すればプログラミングにチャレンジできる。
既に一般利用者向けとして、IchigoJamの回路図とIchigoJam BASICの無償提供が行われていたが、プログラミング教育の普及を図るため、今回、ライセンス販売を開始した。一般向けのIchigoJamについては組み立ての必要なパーツキットや組み立て済完成品、キーボードやケーブルなどの付属するキットなどが秋月電子通商や共立エレショップ、PCNなどで販売されている。秋月電子通商でのパーツキット販売価格は1500円(税込)。
使用に際してのチュートリアルや応用例、販売先へのリンクなどはIchigoJam公式サイトにて紹介されている。
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