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ARM mbedとIBM Bluemixが連携、IoT製品の高速プロトタイピング可能に

英ARMはIBMのクラウド「Bluemix」へ直接データを送るデバイス「ARM mbed IoT スタータキット」を発表した。クラウド直結のデバイスを用意することで、IoT機器の開発を高速化する。

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 英ARMは2015年2月24日(現地時間)、IBMの開発者向けクラウドプラットフォーム「Bluemix」へ直接データを送るエンドデバイス「ARM mbed IoT スタータキット イーサネットエディション」を発表した。既にプロトタイプの提供は開始されており、本キットを使用しての製品化も2015年中に行われる見込みだ。

 このIoTスタータキットは、ARM Cortex-M4ベースのプロセッサを搭載したFreescale Semiconductor製ARM mbed対応開発ボードとセンサーIOアプリケーションシールドで構成されており、将来的には新バージョンのARM mbed OSが動作し、中間サーバであるARM mbed Device Serverと組み合わせての利用が想定されている。

 現段階ではネットワークは有線接続のみとなっているが、今後のバージョンではWi-Fiや3G/4Gなどのモバイルデータ通信網、メッシュネットワーク「Thread」などへの対応が検討されており、同社では本キットの市販化について既に大手販売業者と協議しているという。

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