各種海外安全規格に対応した、産業現場向け無停電電源装置を発売:FAニュース
デジタルは、シュナイダーエレクトリック製の産業現場向けインダストリアル無停電電源装置(UPS)を発売した。各種海外安全規格の他、海外で採用されているAC120VとAC230Vの定格入力電圧に対応した。
デジタルは2015年2月2日、シュナイダーエレクトリック製の産業現場向けインダストリアル無停電電源装置(UPS)を発売した。
新製品のインダストリアルUPSは、産業現場向け製品として装置の制御盤へ組み込むことを想定し、開発された製品。cUL/VDE/UL 1778/FCC(Class A)などの各種海外安全規格の他、海外で採用されているAC120VとAC230Vの定格入力電圧に対応している。このため、海外市場向けの装置に国内でUPSを事前に組み込んだ状態で出荷でき、輸出先でUPSを調達する必要がないという。
制御盤内で各種機器の設置に利用されるDINレールへの取り付けや、前面へインターフェイスを集約したメンテナンスのしやすい構造も採用。停電時のOSシャットダウン、イベント発生時のアラーム通知などができる海外仕様のUPS管理ソフトウェア「PowerChute Business Edition」も標準で付属した(日本語版は別売り)。
容量は500VA/325Wで、価格はオープン。シュナイダーエレクトリックグループのグローバルサポートにより、北米や欧州などのサポート対応国で、修理依頼・技術問い合わせなどのアフターサービスを受けられる。
FAメルマガ 登録募集中!
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第21回 装置の電源
実装分野の最新技術を分かりやすく紹介する前田真一氏の連載「最新実装技術あれこれ塾」。第21回は、消費電力へのさまざまな要求が高まる中で注目されてきた「装置の電源」について解説する。 - 自動車唯一の電源、鉛バッテリーの仕組み
自動車のさまざまな機能を支える電装部品。これら電装部品について解説する本連載の第1回では、自動車の唯一の電源である鉛バッテリーの仕組みについて取り上げる。 - 【問題1】 電源と抵抗の回路
これから電子回路について学びたい人、知識の再確認を行いたい人のための電子回路ドリルです。宿題形式で毎週お届け! - 第22回 オンチップ電源
実装分野の最新技術を分かりやすく紹介する前田真一氏の連載「最新実装技術あれこれ塾」。第22回は、インテルの次世代CPUアーキテクチャ「Haswell」などで注目されてきた「オンチップ電源」について解説する。