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体積比約60%減の固定式1次元CCDスキャナを発売:医療機器ニュース
IDECの固定式1次元CCDスキャナ「WB1F形」は、業界標準品と比べ体積を約60%小型化した。同時に、35mmという近距離での読み取りも可能にし、医療分析機器などの組み込み機器の小型化に貢献できる。
IDECは2015年1月27日、業界標準品に比べ体積比で約60%小型化した、固定式1次元CCDスキャナ「WB1F形」を発売した。
近年、医療分野では、医療分析機器の小型化に伴い、機器内部に組み込まれるバーコードリーダーにも小型化が求められている。加えて、コードの読み取り状態やエラー発生状況を確認する機能など、従来のスキャナにはなかった機能も求められているという。
WB1F形は、同社独自の光学技術により、同クラスの他社製品に比べて体積を60%削減し、大幅に小型化した。同時に、35mmという近距離での読み取りも可能にし、医療分析機器などの組み込み機器の小型化に貢献できる。
さらに、ホストシステムからのファームウェアの書き換えやエラー分析などが可能になった。表示LEDを用いた独自の「位置決めアシスト機能」により、設置時の位置決め作業も容易にできる。
標準価格は3万5000円(税別)で、主な用途は、医療分野における試薬・血液などの各種検体検査装置・分析装置の他、自動精算機、入館ゲート、チケット販売機、ラベルプリンタなど。
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