ニュース
コグネックス、悪条件でも読み取れる工業用ハンドヘルド型バーコードリーダ発表:FAニュース
多くの製造現場のバーコード読み取りアプリケーション向けに開発。損傷、低コントラストなど、さまざまな条件下でバーコードの高速読み取りが可能な点が特徴だ。
コグネックスは2014年2月4日、工業用ハンドヘルド型バーコードリーダ「DataMan 8050シリーズ」を発表した。
「DataMan 8050シリーズ」は、悪条件下でも高速に読み取り可能な性能を備え、価格を抑えた工業用ダイレクトパーツマーク(DPM)用バーコードリーダ。光沢ラベル、インクジェット直接印字、レーザー刻印、といった読み取り対象ごとに専用リーダを使い分けることなく、1台でさまざまな用途に対応できる。
損傷したり低コントラストといった条件下でもバーコードを高速に読み取る特許技術「1DMax+」および「Hotbars」と、コグネックスが独自開発した世界最高クラスの二次元コード読み取りアルゴリズムによって、Data Matrix、QRコード、PDF417、Aztecコードなどのさまざまなシンボルを瞬時に読み取り可能。上位モデルの「DataMan 8050X」は、金属部品にドットピーンやレーザマーカで刻印された最も読み取りが難しいDPMに対しても、高速で高い読み取り性能を発揮する。
関連記事
- 製造現場における画像処理【前編】
製造現場における画像処理技術とは何か? その特徴や導入時のポイントなどをきちんと理解し、生産性向上に役立てていきましょう。連載第5回のテーマは「製造現場における画像処理」についてです。具体的に画像処理が製造現場で効果的に利用されている実例を紹介します。 - 画像処理とは?
製造現場における画像処理技術とは何か? その特徴や導入時のポイントなどをきちんと理解し、生産性向上に役立てていきましょう。連載第1回のテーマは「画像処理とは?」です。画像処理を製造現場で用いることのメリットを学びましょう。 - 高精度位置決めを1工程で 〜In-Sight AlignPlus
コグネックスがプレアライメントなしで高い精度の位置決めを実現するIn-Sight AlignPlusを発表。サーボなどと連携して製造装置の誤差を吸収する。 - コグネックス、高度な欠陥検出機能を装備したマシンビジョン向けソフトを発表
傷検査ツールとシーン補正フィルタを追加。表面欠陥検出アプリケーションが容易に構築可能に。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.