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帝人、ポリエステルフィルム事業の国内生産拠点を再編:工場ニュース
帝人は、子会社の帝人デュポンフィルムが、国内のポリエステルフィルム生産拠点を再編することを発表した。岐阜事業所と宇都宮事業所の2拠点で行っているポリエステルフィルムの生産を、宇都宮事業所に集約する。
帝人は2015年1月15日、子会社の帝人デュポンフィルムが、国内のポリエステルフィルム生産拠点を再編することを発表した。今回の再編により、岐阜事業所と宇都宮事業所の2拠点で行っているポリエステルフィルムの生産を、宇都宮事業所に集約する。
同社では、ポリエステルフィルム事業の強化に向け、茨城事業所の生産休止など、さまざまなコストダウン施策を講じてきた。しかし、グローバル競争の激化により、拠点集約による生産効率の向上が収益力確保には必須であると判断、今回の再編となった。
岐阜事業所は、生産体制を段階的に縮小し、2016年9月末に生産を停止する。同事業所の生産品は、宇都宮事業所や海外拠点への生産移管、代替品への切り替えの他、外部への生産委託も検討するという。なお、同事業所の研究開発機能は今後も維持する。
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