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FDM/PolyJet方式3Dプリンタ用のマテリアルを拡充3Dプリンタニュース

ストラタシス・ジャパンは、FDM方式3Dプリンタ向け熱可塑性プラスチック材料ASAマテリアルの新カラー8色と、PolyJet方式向け新デジタルマテリアル20種を追加した。

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 ストラタシス・ジャパンは2015年2月3日、FDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタ向け熱可塑性プラスチック材料「ASA(Acrylonitrile-Styrene-Acrylate)」マテリアルの新カラー8色と、PolyJet方式向け新デジタルマテリアル20種を追加したと発表。これにあわせ、アルテック、丸紅情報システムズでの取り扱いも開始される。

 今回、ASAマテリアルの新カラーとして追加されたのは、赤、オレンジ、ダークグレー、黄、緑、青、白、ライトグレーの8色。2014年9月に発売されたアイボリーとブラックの2色を含め、10色展開となる。これにより、ASAマテリアルでも既存のFDMマテリアルで提供されているほとんどの色が使えるようになり、ユーザーは耐久性を備えた色彩豊かな造形物を出力できるようになる。

ASAマテリアルでも既存のFDMマテリアルと同等のカラーバリエーションを提供
画像1 ASAマテリアルでも既存のFDMマテリアルと同等のカラーバリエーションを提供 ※出典:ストラタシス・ジャパン

 また、ポリプロピレンライク材料「Endur」マテリアルを、他のベース素材と組み合わせた20のデジタルマテリアルを新たに追加。デジタルマテリアルは、異なる物性を持つ2種類以上の樹脂を同時に噴射して、その混合比率を変えることで、多様な物性を表現する複合樹脂。ユーザーは硬質素材と組み合わせることで多様なグレースケールカラーで造形できる他、柔軟素材と組み合わせることでさまざまなショアA値(一般ゴムの硬さを測定する規格)を再現できる。

 新規に追加された20のデジタルマテリアルのうち、8つは硬質デジタルマテリアルで、広範な6種類のグレースケールと2種類のホワイトスケールを利用できる。残りは柔軟性デジタルマテリアルで広範なショアA値を提供するとしている(このうち6種類はEndurとTangoBlackPlusとの組み合わせ、残り6種類はEndurとTangoPlusとの組み合わせ)。

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