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ロボットがメインスタッフ、ハウステンボスに「変なホテル」:ロボットホテル
ハウステンボスはメインスタッフがロボットのホテルを開業する。アルデバランやココロ、安川電機などの協力で主要業務にロボットを投入、ロボットとは「どこか温かみのある」(同社)会話も楽しめる。
ハウステンボスは長崎県佐世保市ハウステンボス町に、メインスタッフがロボットのホテル「変なホテル〜変わり続けることを約束するホテル〜」を2015年7月17日に開業する。
アルデバランロボティクスやココロ、安川電機などの協力でフロントやポーター、客室掃除など主要業務にロボットを投入、来客者の情報に応じた的確な対応を行うとともに、ロボットとは「どこか温かみのある」(同社)会話も楽しめる。
このホテルは滞在時の快適性と生産性の両立を目指したローコストホテルの実現を目指したもので、その実現のために「建設コストの削減を企図した世界展開可能な工法の導入」「人件費の削減を目指した自動化とサービスロボットの導入」「省エネルギー化への取り組みと光熱費の自給率向上を企図した太陽光発電の導入」を挙げ、ロボットの積極導入に加え、顔認証によるセルフチェックイン/アウトとキーレス滞在、必要最低限のアメニティ用意なども実施する。
ホテルは2棟からなり、総客室数は144室。ロボットは受付ロボット3台、サービスロボット1〜2台、ポーターロボット2台、ロッカーロボット1台、清掃ロボット(数台)を導入する予定だ。料金はオークション形式で1泊7000円(サービス料込、税別)より。2015年2月1日から先行予約を受け付ける。
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