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新型「アルファード/ヴェルファイア」は5つの「世界初」を搭載:車両デザイン(2/2 ページ)
トヨタ自動車は、3ナンバーサイズのミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」をフルモデルチェンジした。「高級ミニバン」というカテゴリーにとらわれない「大空間高級サルーン」をキーワードに開発を進め、「世界初」(同社)の5つのシステムを搭載している。
車両に近づくだけでスライドドアが開く
3つ目は、キーレスエントリーである「スマートエントリー」の新機能「ウェルカムパワースライドドア」だ。同機能は、スマートキーの予約ボタンをあらかじめ押しておけば、両手に荷物を持っているようなスマートキーを操作できない状況でも、車両に近づくだけで後席側のスライドドアが自動で開く。
4つ目は、助手席を2列目シートの位置までスライドできる「助手席スーパーロングスライドシート」である。助手席と、助手席後ろの2列目シートを、同じシートレール上に設置することで実現した。最大1160mmのスライドが可能だという。
5つ目は、「サードシートスライド機構付ラゲージ床下収納+脱着折り畳み式デッキボード」だ。3列目シートのスライド機構と、148l(リットル)の床下収納を両立している。
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