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Pepperを動かす「アプリ」を作ろう〜まずはSDKの基本的な使い方を習得するPepperで始めるロボットプログラミング(1)(4/4 ページ)

パーソナルロボット「Pepper」の一般販売が間もなく開始され、“ロボットのある生活”がまた一歩近づいた。Pepperの注目点はいくつもあるが、その1つが、自由なアプリ開発だ。ここでは配布されているSDKを使ってのロボットプログラミングに挑戦する。

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秋葉原でPepperを使ってみよう

 Choregrapheをいろいろ触っていたら楽しくなってしまい、調子に乗ってあれこれと追加してみたバージョンの実行結果が下で紹介した映像だが、これもオマケで掲載しておこう。このアプリでは、腕や頭を動かしてみたり、頭のタッチセンサーに触ると話すのを中断したり、タブレットに画像を表示したりしている。思いつきを手軽に実装できるのがGUIの良いところだ。

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多少ゴチャゴチャしてきたが、構造はシンプル。ただ、タブレット関連の機能は、仮想ロボットでは再現できない
 Pepper SDK解説(1):思いつきアプリを実行してみたところ。「こんにちは。私はベイマッ……」じゃなーい!
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プログラム自体はすぐに作れたのだが、この画像(思いつきアプリの映像で最後にチラッと登場する)の作成に2時間くらいかかった。動画ではほとんど見えないのだが……

 続きは次回ということにしたいが、最後に、Pepperアプリ開発の拠点とも言える「アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank」について紹介しておきたい。この施設にはPepperが何台も用意されており、実際にロボットを使ってみることができる。ワークショップ、タッチ&トライ、ハッカソンなど、様々なイベントが行われているので、Webサイト http://pepper.doorkeeper.jp/ を確認してみて欲しい。

 Pepper初心者にまずオススメなのは、開発の基本を学ぶことができるワークショップだ。筆者も受講したのだが、分からない点を随時、質問できるので、やはり理解が早い。「SDK基本編 #1」と「同 #2」だけでも、上記のようなアプリくらいなら作れるようになるだろう。またタッチ&トライでは、時間内にPepper1台を占有して、アプリを開発することができる。申し込みはWebサイトから。料金は無料となっているので、ぜひ活用してもらいたい。

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ワークショップでは、実際にPepperを使いながら、Choregrapheによるアプリ開発の基本を学ぶことができる

筆者紹介

大塚 実(おおつか みのる)

PC・ロボット・宇宙開発などを得意分野とするテクニカルライター。電力会社系システムエンジニアの後、編集者を経てフリーに。最近の主な仕事は「完全図解人工衛星のしくみ事典」「日の丸ロケット進化論」(以上マイナビ)、「人工衛星の“なぜ”を科学する」(アーク出版)、「小惑星探査機「はやぶさ」の超技術」(講談社ブルーバックス)など。宇宙作家クラブに所属。

Twitterアカウントは@ots_min



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