ニュース
必要なのはアイデア「だけ」の「JINS MEME」アプリコンテスト:ウェアラブル
JINSブランドのジェイアイエヌが、ウェアラブル端末「JINS MEME」を使用したスマートフォンアプリの「アイデアのみ」を競うコンテストを開始した。
ジェイアイエヌは2015年1月6日、同社が2015年秋に発売を予定しているメガネ型センシングデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」の活用アイデアを競うコンテスト「JINS MEME DEVELOPER IDEA PITCH CONTEST」を開始した。
JINS MEMEを使用したスマートフォンアプリの「アイデア」を競うコンテストで、実際にアプリを開発する必要はなく、アイデアをまとめたプレゼンテーションシート(最大5ページ)だけで応募できる。優秀なアイデアについては、開発者向けJINS MEME(β版)を300本、無償で提供する。
JINS MEMEは三点式眼電位センサーと六軸センサーを通じて、目の動きやまばたき、姿勢、歩行速度などを検出できるウェアラブルデバイス。取得したデータから「眠気」や「集中度」などの情報を検出できる他、そのデータはスマートフォンの専用アプリを通じて活用できる。
動作モードはランニングやフィットネスなどでの利用に適した「リアルタイム」と、ライフログ取得に適した「スタンダード」が用意されており、いずれも目に関するデータ(視線方向やまばたきの速さなど)と身体に関するデータ(歩数や加速度、頭の傾きなど)を取得できるが、モードによって取得可能なデータの種類は異なる他、「眠気」「集中度」といった独自のデータについてはスタンダードモードのみでの取得となる。
cap
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「先制医療」実現目指し、JINSとオムロンヘルスケアが共同プロジェクト
JINSブランドを展開するジェイアイエヌと、体組織計などを製造するオムロンヘルスケアがジェイアイエヌのウェアラブルデバイス「JINS MEME」をベースにした、「先制医療」実現を目指した取り組みを開始する。 - 「疲れ」や「眠気」を教えてくれるメガネ「JINS MEME」、アカデミックパックが提供
搭載するセンサーで「疲れ」や「眠気」を教えてくれる、JINSの次世代メガネ「JINS MEME」。その学術研究者向けパッケージが2015年4月より提供される。提供に先立ち、研究アイデアを募集するアワードも開始された。 - ウェアラブルデバイス:「疲れ」や「眠気」を教えてくれる次世代メガネ「JINS MEME」――2015年春発売
ジェイアイエヌは、メガネブランド「JINS」の新製品として、「世界で初めて」(同社)3点式眼電位センサーを搭載した「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を2015年春に発売すると発表した。 - 小寺信良が見た革新製品の舞台裏(2):“メガネメーカーが開発したウェアラブル機器”JINS MEMEはなぜ生まれたのか
“メガネメーカーが開発したウェアラブル機器”として大きな注目を集めたジェイアイエヌの「JINS MEME」。そのアイデアはどこから生まれ、そしてそれを形にするにはどんな苦労があったのだろうか。革新製品の生まれた舞台裏を小寺信良氏が伝える。