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立体顔画像を利用した高速顔認証システム、セコムが販売開始組み込み開発ニュース

セコムが歩いている人の顔を認証できる「ウォークスルー顔認証システム」を販売開始した。毎分約30人の認証を行える処理速度を持ち、NTTソリューションズのデータセンターにも導入された。

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 セコムは2014年12月26日、歩いている人の顔を認証できる「ウォークスルー顔認証システム」の販売を開始したと発表した。第一弾として、NTTソリューションズのデータセンター「宜野座IDC」に導入した。

 従来型の顔認証システムではカメラに向かって正面から静止する必要があったが、この「ウォークスルー顔認証システム」では事前に人物をデジタルカメラで撮影、撮影画像から3次元形状を推測して個人名とひも付けしてデータベースに登録する。この立体顔画像構成技術をはじめ、「独自の高度な画像処理技術」(同社)によって、標準構成で毎分約30人の認証を行える処理速度を持つ。

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「ウォークスルー顔認証システム」の運用イメージ

 カメラ画像を通行記録として保存することも可能であり、万が一の際には記録映像の確認も行える他、出入管理システムなどセキュリティシステムとの組み合わせ運用も可能であり、通行者の認証に加えて、誰がいつどこに入った(出た)かの記録管理までも実現することができるという。

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