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旺盛なアジア需要とBCPでマレーシアに新工場を検討工場ニュース

東ソーは、ハイシリカゼオライト「HSZ」の海外生産拠点建設に向けた検討を開始する。

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 東ソーは2014年12月24日、ハイシリカゼオライト「HSZ」の海外生産拠点建設に向けた検討を開始すべく、2015年1月にプロジェクトチームを発足すると発表した。

 同社では現在、南陽事業所(山口県周南市)、四日市事業所(三重県四日市市)の2つの事業所において、HSZの生産を行い、全世界への販売を行っている。ただ、中長期的に見た場合、今後の為替相場がどう変動するのか分からない他、日本一極生産におけるサプライチェーンのリスクなどを考慮し、新たな生産拠点の建設を検討。以下の3つのポイントから、マレーシアに新たな工場を建設することを決めた。

  1. 今後のアジアでの需要拡大
  2. 為替変動リスクの軽減
  3. 製品の安定供給を目的とした事業継続計画(BCP)の点

 自動車排ガス浄化触媒向けなどの旺盛な需要を受け、2017年の稼働開始を目標に検討。「TZM(Tosoh Zeolite Malaysia)プロジェクトチーム」を発足した。現時点では規模や生産能力は決まっていない。プロジェクトチームはまず本社内に新設し、下部組織として南陽事業所内に建設チームを新設するという。



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