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「ターンキー」専用の新工場を奈良に建設工場ニュース

DMG森精機は、同社奈良事業所内にターンキー専用の新工場を建設することを発表した。

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 DMG森精機は2014年12月25日、同社奈良事業所(奈良県大和郡山市)に、ターンキー専用の新工場を建設することを発表した。

 新工場建設に伴い、土地を奈良日野自動車から購入。2015年5月に着工、2015年11月の完成を予定している。現在、同社の奈良事業所には、第一工場、第二工場があるが、第三工場として活用する方針だという。新工場の敷地面積は9000m2で、総投資額は約20億円。

 製造機械業界では、自動車関連顧客のグローバル展開および新興国を中心とした生産拡大に伴い、機械を納品後すぐに量産が開始できるように複数台でシステムアップされた「ターンキー」と呼ばれる案件の需要が増えている。

 新工場は、完成車や自動車部品の生産ライン向けの工作機械を組み立て、長さ80mの生産システムラインが4本設置できるターンキー専用の工場とする。現在、奈良事業所の組み立て工場で製造している量産部品加工用高速横形マシニングセンタ「i50」や、高生産性立形マシニングセンタ「MAX3000」、4軸複合加工機などを新工場で組み立て、製造を行うとしている。

 また、2015年4月にアマダマシンツールから譲り受ける、小型旋盤の生産機能を奈良事業所に移管することを予定しており、新工場建設で空いた用地を生産用地とすることも狙いとする(関連記事:アマダが旋盤事業をDMG森精機に譲渡)。

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新工場の外観イメージ


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