アットマークテクノ、Armadillo-IoT導入で「IIJ GIO」などを期間限定無償提供:組み込み開発ニュース
アットマークテクノはIIJと共同で、両社の製品および技術を用いたIoT(Internet of Things)サービスの無償トライアルキャンペーンを実施すると発表した。
アットマークテクノは2014年12月16日、インターネットイニシアティブ(IIJ)との技術連携と、両社の製品および技術を用いたIoT(Internet of Things)サービスの無償トライアルキャンペーンを実施すると発表した。
両社はアットマークテクノのIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」にIIIJのオープンソースライブラリ「Libarms」を組み込み、IIJの遠隔管理ソリューション「SACM(ServiceAdaptorControlManager)」と組み合わせることで多数のセンサーを一元管理できるシステムを提供する。
SACMは通信機器を遠隔にて集中管理できるマネジメントシステム。管理対象となる機器にLibarmsを組み込むことで、SCAMによる自動接続と遠隔管理が可能となる。各種センサーを接続できるArmadillo-IoTとSCAMを組み合わせることで、Armadillo-IoTの遠隔管理や運用、接続されたセンサーからの情報収集、解析などをWebブラウザから手軽に行える。
技術連携を記念し、アットマークテクノの「Armadillo-IoTゲートウェイ スタンダードモデル開発セット」を購入すると、SACMやWebアプリケーション開発支援サービス「IIJ GIO MOGOKサービス」などを無償試用できるキャンペーンを実施する。キャンペーン対象製品の販売開始は2014年12月24日で、無償試用期間は同年12月24日〜2015年2月28日まで。
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