アットマークテクノとローム、「Wi-SUN」「EnOcean」モジュール搭載IoTゲートウェイを発売:組み込み開発ニュース
アットマークテクノとロームは、アットマークテクノ製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」に、ローム製「Wi-SUN」および「EnOcean」対応無線モジュールを搭載した製品を2014年12月より販売開始すると発表した。
アットマークテクノとロームは2014年11月12日、アットマークテクノ製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」に、ローム製「Wi-SUN」および「EnOcean」対応無線モジュールを搭載した製品を同年12月より販売開始すると発表した。
Armadillo-IoTはアドオンモジュールを差し替えることでさまざまなセンサーへの接続が可能となるゲートウェイで、同社はロームが開発した汎用Wi-SUNモジュール「BP35A1」とEnOceanモジュール「BP35A3」もArmadillo-IoT用アドオンモジュールとして用意する。
「Wi-SUN」(Wireless Smart Utility Network)は特定小電力無線と呼ばれる920MHz帯を使用し、障害物に強く長距離(500m程度)の通信エリアを確保できる無線規格。「EnOcean」は環境発電(エナジーハーベスト)によって電源の用意がなくとも利用できる無線規格。EnOceanモジュール「BP35A3」は928MHz帯を使用する。いずれもさまざまなセンサーをネットワーク化するIoT/M2M市場での利用が見込まれる無線規格だ。
ロームのWi-SUNモジュール「BP35A1」とEnOceanモジュール「BP35A3」はいずれもアンテナを内蔵しており小型な他、電波法認証も取得済みであるため、アットマークテクノでは導入も容易だとしている。
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