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図研の電気CAD、「CR-5000」から「CR-8000」への置き換えが着実に進む製造マネジメントニュース(2/2 ページ)

図研が2013〜2015年度(2014年3月期〜2016年3月期)までの3カ年を対象とした中期経営計画の進捗状況を発表。同社の電気CAD「CR-8000」シリーズの販売が好調であることなどが紹介された。

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電装・制御系設計分野は堅調に推移

 電装・制御系設計ソリューション分野の2014年度上期の売上高は、前年同期比6%増の7億8300万円となった。既に完成車メーカー向けの設計ツールの需要は成熟期に入っており、今後はドイツに開設した研究開発拠点と連携し、システム設計ソリューションの提案に移行する方針を示した。また。ワイヤハーネス設計ツール「Harness Designer」のハーネスサプライヤへの拡販にも取り組むとしている。

「電装・制御系設計ソリューション分野」(左)とシステム基盤ソリューション分野(右)の販売状況と今後の見通し(クリックで拡大)出典:図研

 PLMやBOMシステムを手掛けるシステム基盤ソリューション分野の2014年度上期の売上高は、2億8700万円とほぼ横ばい。既に導入された製品との競合に苦戦したことが影響したという。今後は、機能の拡充や製品・価格体系の見直しに加え、プッシュ型ナレッジ共有システム「Knowledge Explorer」の本格的な拡販に注力するとしている。

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