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米PTC、セールスフォースのデータとIoTプラットフォームとの連携を表明PLMニュース

IoTのデータとマーケティングのデータを連携させ、製品設計やカスタマーサービス、ビジネスの意思決定など、製品ライフサイクルにまつわるさまざまな場面で有効にデータを生かす。

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 米PTCは2014年10月13日(現地時間)、「Salesforce Analytics Cloud Ecosystem」への参加を表明した。今後、同社のIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「PTC ThingWorx」と機械やセンサーをクラウド接続する「PTC Axeda(アクシーダ) Machine Cloud」、セールスフォース・ドットコムの提供する「Salesforce Analytics Cloud」の分析プラットフォーム「Wave」と連携させた視覚的な分析機能を提供するという。

 Waveとは、分析の専門家ではなくても簡易に使えるビジネス分析プラットフォーム。クラウドベースで提供されるため、PCやスマートデバイスなどさまざまな端末から、製品の販売やマーケティングに関するデータにアクセス可能だ。

 同社では積極的にIoT事業の強化に取り組んでおり、2013年12月にIoTプラットフォーム向けのアプリケーション開発・運用プラットフォームを手掛ける米ThingWorx、2014年7月にM2Mベンダーの米Axedaを買収している。今回の表明もその一環である。

 米PTCがIoTへの取り組みのキーワードとして掲げる「スマートコネクテッドプロダクト」は、あらゆる製品がスマート化し、インターネット接続できる時代が到来し、それにより製造業を取り巻く市場や顧客、製品など環境の全てが大きく変化することを示す。今回の連携により、スマートコネクテッドプロダクトや顧客から得られるデータを、製品設計やカスタマーサービス、ビジネスの意思決定など、製品ライフサイクルにまつわるさまざまな場面で有効活用ができるとしている(関連記事:IoTがもたらす“月の陰”でもつながる価値――「戦略転換が必要」とPTC CEO)。

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