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見て・触れて・体験できる――オートデスクが3Dモノづくりの世界をメイカーに訴求:Maker Faire Tokyo 2014(3/3 ページ)
オートデスクは「Maker Faire Tokyo 2014」に出展。複数のiPod touchを用いて簡単に人物の3Dモデルデータを作成できる装置「3D Photoブース」や、3Dプリントしたユーザー作品の展示、パートナー企業の取り組みなどを紹介した。
全55号で完成する3Dプリンタ「idbox!」初披露
地域限定での先行販売が好評で、先日、全国販売が決定したばかりの週刊 マイ3Dプリンター(現在、先行予約を受付中)。デアゴスティーニ・ジャパンの展示スペースでは、毎号付属するパーツを組み立てていくことで完成する3Dプリンタ「idbox!(アイディー・ボックス)」の展示デモを披露していた。完成品の一般公開は初だという。
idbox! の最大造形サイズ150×130×100mmで、ノズル直径は0.4mm、積層ピッチは0.1mmである。対応するフィラメント素材は、PLA(ポリ乳酸)とABS樹脂の2種類。既報の通り、組み立てキット「BS01」シリーズを手掛けるボンサイラボが監修を行っている。付属のマガジンでは3Dプリンタの基礎の他、Autodesk 123D Designを用いた3Dモデリングの基礎講座などが紹介されているとのことだ。
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