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電動自転車「PAS」がバッテリー1個分軽くなる、次世代駆動ユニットで進化:約20年の歴史も振り返る(5/5 ページ)
ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車向けの次世代ドライブユニットを開発した。現行のドライブユニットと比べて、容積を約16%、重量を約20%低減する一方で最大トルクなどの性能を維持することに成功。2014年12月から順次投入するPASの2015年モデルに、このドライブユニットを搭載する方針である。
5世代の「PAS」とドライブユニットを比較する
会見場には、1993年、1997年、1999年、2003年、2011年に発売された5つの世代の「PAS」と、それぞれのドライブユニットも展示されていた。次世代ドライブユニットをフレームに組み付けた状態とともに、以下に写真で紹介しよう。
1993年の「PAS」
1993年モデルの「PAS」(左)とドライブユニット。鉛バッテリーを使用していたPASの重量は31kg、ドライブユニットの重量は6.2kg。税抜きのメーカー希望小売価格は14万9000円(クリックで拡大)
1997年の「PAS」
1997年モデルの「PAS」(左)とドライブユニット。バッテリーはニッカド電池になったPASの重量は27kg、ドライブユニットの重量も5.5kgに。税抜きのメーカー希望小売価格は、10万円を切って9万9800円(クリックで拡大)
1999年の「PAS」
1999年モデルの「PAS」(左)とドライブユニット。バッテリーはニッケル水素電池でPASの重量は29kg。ブラシレスDCモーターを採用したドライブユニットの重量は4.8kg。税抜きのメーカー希望小売価格は10万9800円(クリックで拡大)
2003年の「PAS」
2003年モデルの「PAS」(左)とドライブユニット。バッテリーはニッケル水素電池でPASの重量は22kg。ドライブユニットの重量は4.0kg。税抜きのメーカー希望小売価格は6万9800円と大幅に低価格化(クリックで拡大)
2011年の「PAS」
2011年モデルの「PAS」(左)とドライブユニット。バッテリーはリチウムイオン電池でPASの重量は26.1kg、ドライブユニットの重量は4.3kg。税抜きのメーカー希望小売価格は10万4000円(クリックで拡大)
2015年の「PAS」?
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